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活動報告

 

   

 NU建築週間2009

 

610日(木)から613日(土)まで、建築学科主催の「NU建築週間2009」が駿河台校舎5号館を主会場として開催された。

わが建築部会でも在校生の課外活動支援の一環として毎年後援しているイベントである。各系の大学院生が中心となってさまざまな準備作業を行い、期間中の運営を支えた。昨年は雨の中を「建築棟5号館」のお披露目も兼ねた多彩なプログラムが実施されたが、本年の企画も昨年の基本路線に沿ったもので、学外からの参加者、高校生の参加者も増えたことで、このイベントの認知度が上がったものと受け止めたい。昨年と同様、1階吹き抜けスペースに「アルミ・シザーズドーム」が岡田研究室の学生たちによって組み上げられ、エントランスゲートとしての役割を果たした。

 

主な企画は次のとおりである。

 

□「NU建築フォーラム」:建築週間の中心となるプログラムであり、「建築の境界」を共通テーマとしてさまざまな内容のレクチャーが行われた。

 

1 「建築と映画のインタープレイ」講師:内野正樹氏、エディター、ecrimage主宰。別に機会を作って、何回かに分けた講義を聴きたいというのが主催者側の感想であった。

2 「無印良品の家が目指すもの―暮らしのOSとしての住宅」講師:土谷貞雄(ムジ・ネット㈱)。近江研究室黒澤ゼミOBである土谷さんのバイタリティあふれる行動力と「無印良品」という企業の理念の深さに圧倒された2時間であった。

3 「ガリレオに学ぼう―構造設計は進歩したか?―」講師:川口衛氏、法政大学名誉教授、川口衛構造設計事務所代表)。フォーラムの中で唯一の構造設計に係る話題であった。身体で覚える構造設計の直観力の大切さ、構造設計で大事なことはなにか?ガリレオの話と川口作品の解説からあらためて考えさせられた2時間であった。

4 「藤森照信の建築越境術」講師:藤森照信氏、建築家、東京大学生産技術研究所教授。冒頭に好きな建築としてポルトガル北部の「石の家」、マリの「泥のモスク」、日本の「三徳山三仏寺、投入堂」を紹介、その後で自作の作品解説が行われた。自然素材を使うさまざまな試みについて、建築と自然を一体化させるというよりは、身体から産毛が生えるように植物を建築から生えさせることを意図したという。

 

□ 「卒業設計・修士設計展」:各階の輪講室、小会議室、EVホールなどに作品を分散展示して、各作品をじっくり見られる環境を設定、すべて見終わると5号館建築スペースを一巡できるという企画であった。

 

□  「建築学生海外研究旅行写真展」:昨年夏に実施された建築学科海外研修旅行の記録。2コースがそれぞれ工夫を凝らして、研修旅行の内容と雰囲気を伝える展示を行った。

 

  「オープンラボ」:最終の土曜日1日だけ、通常は所属するゼミ生しか出入りしない研究室のドアを「オープン」し、各研究室の活動や雰囲気を気軽に感じ取れる機会を設定する趣旨の企画である。23年生を中心に、多くの学生が研究室を探訪した。

 

以上